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染色体異常の診断

羊水穿刺と絨毛検査

  • 胎児染色体診断には羊水穿刺または絨毛採取(CVS)による侵襲的検査が必須である。
  • 無作為研究の結果、妊娠第1三半期のCVSによる流産リスクと、妊娠第2三半期の羊水穿刺によるそれは、約1%と同じであることが示されてきた。
  • 妊娠第1三半期のCVS、または妊娠第2三半期の羊水穿刺と比較し、16週未満での羊水穿刺では流産率が約2%高く、また内反尖足(talipes equinovarus)の発生率が1.5%高くなるため、施行を控えるべきである。
  • 妊娠11週未満でのCVSは四肢切断、小口蓋、小舌症といった胎児奇形と関連しうるため、施行を控えるべきである
  • 侵襲的検査は、適切なトレーニングを受けた熟練した術者によって行なわれるべきである。最近の研究では、熟練した術者による検査の流産リスクは1000分の1と言われている。

 羊水穿刺

 絨毛採取