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11-13週超音波検査

Fetal Medicine Foundation (FMF) 11-13週超音波講座へようこそ。 チャリティ組織であるFMFは妊婦およびその家族のための活動として、以下のことを行っています。

  • 出生前診断方法の向上のための研究サポート
  • 国際的な医師トレーニング
  • 妊婦および医療プロフェッショナルへの最新情報の提供

ダウン症のスクリーニングは従来、年齢を基に行われ、母体年齢が35歳以上であれば、羊水検査または絨毛検査を提示するという方法をとっていました。しかしダウン症妊娠の大多数がそれ以下の年齢グループで発生するため、この方法だと全妊婦の15-20%へ侵襲的検査を提示うることになり、かつ、ダウン症児の母親の多くは若年であるため、感度は半分以下になることがわかってきました。 より効率的なスクリーニングは以下の項目の組み合わせで行なわれます。

  • 母体年齢
  • 胎盤から産生される物質であるfree ß-hCGおよびPAPP-Aの母体血中濃度の測定
  • 妊娠11-13週での超音波検査:
    • NTの測定(NT:nuchal translucency)
    • 胎児鼻骨および口蓋の観察
    • 胎児心拍数の測定
    • 胎児三尖弁血流および静脈管血流の評価

この新しいスクリーニング方法は、侵襲的検査を必要とする妊婦数を約20%から3%以下へと劇的に改善すると同時に、50%以下であったダウン症および主な染色体異常の検出率を95%以上にまで向上させました。

11-13週で超音波検査を行う他のメリットとして:

  • 正確な妊娠週数の算定
  • 多くの胎児大奇形の早期診断
  • 多胎妊娠の診断、特に多胎妊娠の妊娠結果を大きく左右する因子となる膜性診断を正確に行なうこと
  • 11-13週の超音波検査で妊娠高血圧症候群のハイリスク群を同定すること

このように11-13週での超音波検査には多くのメリットがありますが、この検査は診断方法およびそれによって検出された項目の管理に関して正しい知識を持ち、高い水準で超音波検査を行なえるよう十分にトレーニングされた検者によって行なわれ、超音波検査の測定結果および画像は、その質に関して評価基準を満たしていることが必須です。

ここに提供される情報があなたにとって有意義なものとなることを願っています。また、このコースの向上に役立つ提案を、いつでも喜んで受け付けています。

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