切迫早産
管理
切迫早産兆候のある妊婦は通常以下のように管理されている:
- 新生児集中治療施設のある病院での入院
- 早産予防のための子宮収縮抑制剤投与
- 胎児肺成熟を促すためのステロイド投与
しかし、切迫早産に対する子宮収縮抑制剤使用についての無作為研究では、約7日間まで有意に妊娠延長を図ることができるが、早産発生数の低下には有意な効果がないことが示された。
すなわち、子宮収縮抑制の主な目的は、早産そのものを予防するよりもむしろ、胎児肺成熟のためのステロイドの効果を待機する数日間、妊娠を延長させることにある。
切迫早産の管理:
本物の陣痛と偽陣痛を区別する:
- 頚管長
- 膣頚管胎児フィブロネクチン
本物の陣痛がある場合:
- 入院
- 分娩を遅らせるための子宮収縮抑制
- 胎児肺成熟のためのステロイド