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スクリーニング後の妊娠管理方法

妊娠11-13週

対象集団全体に対して、母体因子、平均血圧、子宮動脈PI、PLGFを組み合わせたスクリーニングを実施する。そしてPE発症リスクに応じて集団を2群に分ける。

  • ハイリスク群(早産期PEリスクが1/100以上):この群は集団全体の約10%を占め、早産期PEを発症する症例の75%を含む。アスピリン(150mg/日)を妊娠12週から36週までの間、就寝前に内服することで、早期PEの発症を60%予防できる。服薬コンプライアンスが90%以上であれば、予防率を75%まで向上すると期待されるため、継続した内服が推奨される。
  • ローリスク群(早産期PEリスクが1/100未満):この群は集団全体の90%を締め、早産期PE発症はほぼ起きないと安心させることができる。しかし妊娠22週で再度リスク評価を行う必要がある。